今年上半期、中国の知財権ライセンス料の輸出入額が急成長

国家外貨管理局の最新データによると、2018年上半期、中国の知財権ライセンス料の貿易総額は同期比53.6%増の220.05億米ドルで、うち輸出額は同期比62.1%増の27.37億米ドル、輸入額は同期比52.5%増の192.68億米ドルとなっており、全体的に輸出入ともに伸びている中、輸出の伸び率の方が少し高い発展を見せている。

産業別では、製造業が知財権ライセンス料の輸出入額ともに依然として首位である。輸出額が同期比53.2%増の21.38億米ドルで、全体の78.1%を占め、輸入額が同期比27.5%増の135.59億米ドルで、全体の70.4%を占めている。

分類別では、輸出については、コンピューターソフトウェアのコピー・販売に関するライセンス料の輸出額が同期比54.8%増の21.53億米ドルで、輸出全体の78.7%を占め、首位に立っている。輸入については、研究開発成果のライセンス料が同期比31.7%増の85.4億米ドルで、全体の44.3%を占め、首位となっている。

地域別では、広東省が知財権ライセンス料の輸出入額ともに全国トップである。輸出額が22.84億米ドルで全体の83.4%を占め、輸入額が58.49億米ドルで、全体の30.4%を占めている。

上半期、中国知財権ライセンス料の赤字は165.31億米ドルで、2017年同期より55.85億米ドル増加した。中国の知財権ライセンス料貿易赤字相手国は主にドイツ、日本、アメリカで、赤字額はそれぞれ31.27億米ドル、29.32億米ドル、24.6億米ドルであり、赤字全体の51.5%を占めている。

総じて中国の知財権貿易は輸入がメインであり、輸出の割合は15%に満たず、且つ赤字は拡大している。これは中国の技術革新と知財権のレベルまだ低いことを示している。専門家は「関係部門は効果的な措置をとって、市場主体のイノベーション・レベルアップと品質向上を積極的に指導、支援し、知財権集約型製品の輸出を増やして、赤字を減らし、中国の知財権貿易競争力を一層向上させるべきである」と提言している。